PCR検査、福井県内で増加傾向


福井県内で再び新型コロナウイルス感染者が確認され始めてから、PCR検査の件数が増えている。7月18日に福井県が発表した17日分は53件に上り、18日分はバス運転手の同僚やスクールバスに乗車していた児童らを含め、さらに増える見通し。県は「陽性判明者の関係者だけでなく、県外滞在歴のある人の検査も徐々に増えており、全国的な感染拡大の影響が出てきた」とみている。県内のPCR検査は12日が3件だったのに対し、4月下旬以来の感染確認となった県内123人目の発表翌日の13日は40件。14日は53件に上り、15日は32件、16日は33件だった。県内でこれまで最も多かったのは4月28日の129件。県は1日当たりの検査能力を最大384件、検体を採取する医療機関は26カ所としている。県保健予防課は「今後も保健所や医師の判断の下、積極的に検査を行っていく。少しでも体調が悪ければ休み、保健所や医療機関に電話で連絡してほしい」と呼び掛けている。

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