感染防止へ手袋など提供 佐賀県と日赤県支部が医療機関に


日本赤十字社佐賀県支部は15日、新型コロナウイルス感染防止策として、検査用手袋2万2千枚を含む医療用の装備を県内の医療機関などに配送した。県が進める新型コロナに対応した医療提供体制強化の取り組み「プロジェクトM」の一環。感染症指定医療機関など20カ所以上に配られる。県内での新型コロナ新規感染者は2カ月以上確認されていないが、第2波への備えとして、県が各医療機関に必要な物資を確認し、5月末から県と日赤県支部が連携して調達した。手袋のほか、フェイスシールド、ガウン、ゴーグル、医療用マスクなどをそろえた。今後も必要があれば順次、医療機関に提供する。日赤佐賀県支部の川久保三起子事務局長(59)は「医療体制を整えることで、医療従事者と県民両方の安心につながれば」と話した。

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