乳幼児予防接種が激減 コロナで道内2月以降 小児科医ら「予定通りに」


新型コロナウイルス感染が拡大した2月以降、道内の医療機関で乳幼児向けワクチンの定期予防接種者数が例年のペースを下回ったり、接種のタイミングが遅れたりする例が目立っている。医療機関で子どもが新型ウイルスに感染することを保護者が恐れ、受診を控える影響などがあるためだ。小児科医らは推奨時期を逃すと効果的でないとして「スケジュール通りに接種を」と呼び掛けている。「病院で感染しないか、心配でした」。6月下旬、3カ月の長男の予防接種で札幌市中央区の円山ため小児科を訪れた主婦の和田絵理さん(36)は話した。「でも予防接種を受けさせるのは親の責任だから」

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