医薬品、ドローンで配送実験 アイン、旭医大・ANAと連携 オンラインで診療と服薬指導


調剤薬局最大手アインホールディングス(札幌)は18、19日、旭川医科大やANAホールディングス(東京)などと連携し、ドローンで医薬品を配送する実証実験を行う。電話やビデオ通話などで行うオンライン診療と服薬指導を組み合わせた全国初の取り組みで、新型コロナウイルス禍の中、非対面医療の手段の一つとして注目されそうだ。北海道経済産業局の地域経済産業活性化事業の一環として実施する。実験は慢性疾患の患者を想定。旭川医科大でオンライン診療のデモンストレーションを行い、処方箋に基づき同大敷地内にあるアイン薬局の薬剤師が同じくデモでオンライン服薬指導する。インスリンなど医薬品約90グラムを温度管理された箱に入れ、同大敷地内から約540メートル離れた特別養護老人ホーム「緑が丘あさひ園」にドローンで配達する。

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