民間医療機関に支援金 県が内示、補正予算案4億3400万円追加


PR

googletag.cmd.push(function() { googletag.display(‘div-gpt-ad-1522054439614-0’); });

 県は2日、新たな2020年度一般会計補正予算案を県議会に内示した。会期中の6月定例会に一般会計の補正を提案するのは3回目。新型コロナウイルス感染症の影響が出ている県内の民間医療機関に対し、支援金として30万~50万円を給付するため4億3400万円を追加し、総額を7022億400万円とする。

 県によると、県全体で地域医療提供体制を維持するため、民間の病院35カ所に50万円、歯科を含む診療所約1370カ所に30万円を給付する。減収割合などは問わない方針。県内医療機関の収益状況を6月末まで調査した結果、多くの医療機関の減収が判明し、支援を決めたという。財源は地方創生臨時交付金を充てる。

 県議会運営委員会では3日の6月定例会閉会を目前にした追加提案に対して、議会で十分な審議が得られるのか疑問視する声が上がった。委員からは「各常任委員会でこの件に関する提示がなく、突然出してくるのは議会軽視だ」「会期中なのだから、事前に示してほしい」などの意見があった。
【特集】人事異動、モバイルで検索

関連記事

ページ上部へ戻る