缶詰や飲料、農産品… 市民の善意 困窮学生に


野々市市社協 4日に無料配布 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、アルバイトによる収入が減った学生の生活を支援しようと、野々市市社会福祉協議会(同市本町)は四日午前十一時から、同市役所で食品を無料配布する「学生応援フードパントリー」を開く。市内に一人暮らしする学生が対象で、先着百人に農産品や缶詰などを配る。メールで事前予約が必要。(吉田拓海)野々市市内には金沢工業大や県立大があり、多くの学生が住んでいる。生活が苦しい学生支援のため企画した。同社協が学生を対象にした食料配布をするのは初めて。配るのは、米やタマネギなどの農産品のほか、缶詰やレトルト食品、飲料や菓子など。いずれも市民約五十人などから無償提供された善意の食品だ。六月三十日時点で約八十人の学生から応募が寄せられている。社協職員は「市民の気持ちがこもった食品を、おいしく食べてもらえれば」と話す。当日は、学生証とエコバッグを持参する。メールは平日午前八時半〜午後五時十五分に受け付ける。(問)同社福協事務所076(246)0112野々市市社会福祉協議会への予約はこちらから関連キーワード

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