郡和子仙台市長 定例記者会見 6/30


郡和子仙台市長の30日の定例記者会見での主なやりとりは以下の通り。 Q 新型コロナウイルス感染症対策で、発熱患者に受診可能な診療所の案内を始めると発表があった。発熱外来の設置ではなく、診療所の情報提供という形を取った理由は何か。 A 仙台市は診療所の数が多く、その中でも発熱患者を診療する所が数多くある。情報提供が可能になった165カ所の診療所以外にも規模が小さく、情報提供には至らないものの、実際に発熱患者を診ている所が300超ある。発熱外来よりも、市民に身近な所で見てもらえる体制が構築できると考えた結果だ。 Q 発熱のある市民は、まずどうすればいいのか。 A かかりつけ医がいる人は、まずはかかりつけ医に電話で相談し、受診するかどうか、帰国者・接触者外来の方を受診するかどうか判断してほしい。 かかりつけ医がいない人は、県と市が共同設置する電話相談(コールセンター)に連絡してほしい。症状や住所を把握し、受診可能な最寄りの診療所を複数案内する。実際の受診予約などは各自で行ってもらう。混雑状況を反映した案内や受診調整まではしない。 Q 市内の飲食店の従業員と客の計4人が新型コロナウイルスに感染した。 A ウイルスは周りにあり、クラスター(感染者集団)発生の可能性も近くにあると再認識した。今月19日には県境を越える人の移動が解禁となり、人の動きが活発になっている。市民は自ら感染対策を講じ、飲食店を含めた事業者には、ガイドラインに基づく経済活動を呼び掛けたい。 Q なぜ、飲食店の店名を公表しないのか。 A 飲食店は予約制で営業しており、利用客を全て把握できている。ただ、今後、新たな情報が出てきたりすれば公表に踏み切ることがあるかもしれない。

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