【NPhA調査】処方箋枚数、約9割が「減少」‐新型コロナ、薬局業務に影響


日本保険薬局協会(NPhA)は11日の定例会見で、会員薬局の管理薬剤師を対象に行った新型コロナウイルス感染症に関する調査結果を公表した。それによると、4581件の有効回答件数のうち、月間処方箋受付枚数が前年同時期と比べ「減少」したとの回答は86.9%と9割近くに上った。減少幅は、「10~20%未満減少」が28.1%と最も多かった。今回の結果について、首藤正一会長(アインホールディングス)は「薬局自身も疲弊している」とコメントした。調査は、NPhA医療制度検討委員会が実施したもので、新型コロナウイルス感染症の流行に伴う保険薬局の実態を調べることを目的としている。主な調査結果によると、月間売上高(調剤報酬)については、「増加」が28.2%、「減少」が71.8%となった。減収幅は「0~10%未満減少」が29.3%と最も多かった。[ 記事全文 ]* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。

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