コロナ禍でのオンライン診療拡大、7月にも効果検証


加藤勝信厚生労働相は29日、新型コロナウイルスの院内感染を防ぐために時限的な措置として解禁した初診からのオンライン診療について「7月下旬から8月上旬に検討会を開催し、検証作業を始める」と述べた。川崎市の診療所で活用状況を視察した後、記者団に表明した。加藤厚労相は「オンラインか対面かというより全体として病気への対応力を上げていくことに活用すべきだ」と話した。「オンラインの限界もある」とも指摘した。厚労省は4月から新型コロナの感染が収束するまでの間、受診歴のない初診患者を含めてスマートフォンなどによるオンライン診療を解禁した。

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